書籍名: 紙の砦 [Kindle版]
著者:手塚治虫
ASIN:B00JPXERAC
「マンガの神様」とうたわれた、故手塚治虫氏の自伝的漫画を中心に集められた作品集。
舞台は共通して戦時中から戦後。焼け野原の故郷や、目の前で死にゆく人々。生きていくだけで精一杯、中でも漫画は低俗で非教育だと責め立てられる。それでも漫画への情熱を諦めない主人公たちの物語。
手塚 治虫(てづか おさむ、本名:手塚 治(読み同じ)、1928年(昭和3年)11月3日 – 1989年(平成元年)2月9日)は、日本の漫画家、アニメーター、アニメーション監督。 大阪帝国大学附属医学専門部を卒業、医学博士取得。血液型A型。戦後日本においてストーリー漫画の第一人者として、漫画の草分け存在として活躍した。(参照:Wikipedia)
- 「がちゃぼい一代記」
二十歳の手塚治は道端でボロボロの格好をした「マンガの神様」に出会う。
手塚に何かあると神様は助言をしたり茶々をいれたりしてくる。 - 「紙の砦」
漫画が本屋に一冊もなかった戦時中、漫画家を目指していた大寒鉄郎は美しい少女岡本京子と出会う。しかし非情にも空襲が直撃し、二人の運命は変わる。 - 「すきっ腹のブルース」
飢えて息絶えた死体がそこらにある時代。大寒鉄郎は新聞社に勤める河原和子と出会い恋に落ちる。 - 「トキワ荘物語」
トキワ装の視点で住人を語るという不思議な作品。入居から取り壊されるまで、そこに居た手塚治虫や藤子不二雄の様子を語る。 - 「という手紙がきた」
手塚治虫のもとへきた、一通の手紙。それは片側にだけ文字が書いてあり、もう片方は白紙という不思議なもの。しかも内容がとても不穏であり、治虫は戦々恐々となってしまう。 - 「動物つれづれ草」
ウマ、タヌキについて文字と詳細な絵で綴られている。 - 「どついたれ(抜粋)」
大阪大空襲後、高塚は戦火止まぬ中。30キロ離れた家路へと向かう。生き延びるか否かの瀬戸際で様々な思いにかられる。そして高塚は売れっ子漫画家になり…。
手塚治虫の生きた片鱗が集結した本書、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
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