書籍名: やまない雨はない 妻の死、うつ病、それから… [kindle版]
著者: 倉嶋厚
ASIN: B009DED10U
[あらすじ] 妻の死が原因でうつ病にかかってしまった作者。この本では作者がどのようにしてうつ病から立ち直っていったのかを描く。
気象庁に勤務する作者は、自身の人生を季節の移ろいに擬えながら描き出している。その穏やかな文体の中で、作者の苦しみや周りの人達への感謝の思いを表現している。
自分が妻を殺してしまったのだという思い。生きようとする、病気と闘おうとする妻と一緒に闘う道もあったのではないか。もっと妻の心に寄り添うことが出来たのではないか。
そのような後悔や罪悪感、そして不安と悲しみ—。愛する物を失った人は、それらを自分自身だけで引き受けるしかない。
それらに耐えかねてうつになってしまった時、その治療には時間の力が偉大である。だが、時が経つまで支えてくれる周りの力がなければ乗り越える事が出来なかったと作者は語っている。
うつ病は遠い話ではない。誰でもかかる可能性がある病なのである。この本は自身の実体験を通じ、どんなに今が苦しい状態であっても、明日は明日の風が吹くのだと教えてくれる。
そんなに強くない人であっても、どんなにつらいことがあっても、それでも人は生きていけるのだ。そのことをこの本はさりげなく教えてくれている。
今も格安ですか?ここをクリックして今すぐ確認・・・。
いかがでしたか?この本をお読みになってどのような感想を持っていますか?電子書籍の窓は無料や格安のキンドル本を見つけるだけではなく、ご自分が本を読んだ感想を共有できる場でもあります。みんなの読書感想文が集まれば、思いもよらなかったような読書体験ができるに違いありません。
是非、下の感想欄にあなたの読書感想文をお寄せ下さい。
感想をお書きになるにあたって: 電子書籍の窓は、読書感想文をシェアする場でもあります。あなたがお読みになった本の感想を是非シェアして下さい。他の読者の感想は参考になるだけでなく、ご自分の読書感想文をフェイスブックやツイッターでお友だちと交換することで読書ライフがさらに充実していきます。(ブログやお役立ち情報では、感想やご質問をお寄せ下さい。)