書籍名: 【シリーズ】 クローズアップ スクープ (集英社文芸単行本) [Kindle版]
著者:今野敏
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[あらすじ] スクープシリーズ第三弾の最新作。不思議なキャラクターのテレビニュース記者布施と継続捜査担当の黒田が、違う目的や視点を持ちながらタッグを組み、事件の全貌が明らかになる。布施の上司・デスクの鳩村、黒田の部下・谷口など普通の人々の視点が入り乱れ、よりエンタメ性が増している。
暴力団関係の記事を扱う「週刊リアル」誌のライター片山が殺された。布施は、朝方まで近所で飲んでいたからと、警察出動の様子を携帯動画で捕らえスクープをとった。
政治家・壇のスキャンダルが話題だが、布施のデスクである鳩村はスキャンダルは扱わないことを明言している。布施も「選挙区が同じ宮崎が仕掛けたネガティブキャンペーンだ」と支持する。報道局長から壇のスキャンダルの件を扱えと命令が下るが、トリミング前の写真提示して、問題提起をするという形で報道した。
一方、黒田は片山殺害事件が、過去案件と関係有るのではないかと直感する。それは、盛里下組を狙い損ねたヒットマン木田が出所後に殺害されるという事件に繋がった。
布施に被害者・片山の後輩ライターだという藍本という男が接近してくる。藍本の周辺を洗うと、片山と盛里下組のつながりが明らかになってくる。さらに、上の手打ちで報復が出来ないことを不満に思ったヤクザが、手打ちをしたのが宮崎であるという情報を布施にもたらす。
一方、黒田の捜査には、国会後の宮崎逮捕を狙っている検察から待ったがかかる。しかし、ヤクザを絞り上げたところ、殺人犯は藍本だということが判明する。所在不明になっていた布施から、藍本と盛里下組の地元・佐賀に向かっていると連絡が入る。布施は殺されてしまうのか?緊迫する黒田、そして鳩村。
ヤクザや藍本など危険な人物にもふらふらとついていく布施と、心配して探しまわる鳩村や黒田が面白い。
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