書籍名: 440Hz -1978-: (ギター小説『440Hz』シリーズ) [Kindle版]
著者:澤俊之
ASIN:B00EMFLKV2
[あらすじ] 澤俊之によるギター小説『440Hz』シリーズの続編。主人公は本編に登場したリッチーこと、リッチー・ブラックモアを尊敬する武藤利一(ムトウトトシカズ)。
1978年4月の海洋大学入学式と、その後のサークル勧誘で、幼なじみのヒラちゃんと共にバンドを組むのを希望。そこでえらく上手い一年生キサラギとであいます。
3年だけが出場と決まっている大学祭の前座バンドにキサラギが参加したいと言ったことから、大きな変化が起こる。なんと海外サーフバンドの前座だったが、キサラギがいつも使っているボトルネックを落とし、舞台袖のトシカズが拾うべきか迷っているうちに、舞台から落下。するとキサラギは演奏中にも関わらず消えてしまった。
プロの演奏に沸き立つ観客を抑え、ジェイという出演者をかばって部室に逃げ、なんと個人レッスンまでうけてしまうトシカズ。しかし、沸き立つ気持ちとは別に、サークルからも消えてしまったキサラギへの罪悪感が残った。ヒラちゃんには「自分がスッキリしたいだけ。周りのことをもっとよく見ろ」と怒られるばかりである。
どうもキサラギはネックを持つ手に力が入らないらしいということがわかってくる。悩みに悩んで、豪快な教授に相談に行くと、強烈な張り手をされ、寝る場所もなくジプシー生活をしているというキサラギのために壊れた車を修理させられる。
クリスマスにむけたバンドの練習を通して、トシカズは一人で引くのではないバンドの面白さに嵌り込み、キサラギも今は一人でひいていても、いつかどこかでセッションすることもあるだろうと、気持ちを切り替える。さあ、バンドの初披露の幕があがる。
食、海、そしてギター。細部の描写がうまく、映像や香り、音まで体感できる。特に、港町ならではの空気が素晴らしく青春している。
今も格安ですか?ここをクリックして今すぐ確認・・・。
いかがでしたか?この本をお読みになってどのような感想を持っていますか?電子書籍の窓は無料や格安のキンドル本を見つけるだけではなく、ご自分が本を読んだ感想を共有できる場でもあります。みんなの読書感想文が集まれば、思いもよらなかったような読書体験ができるに違いありません。
是非、下の感想欄にあなたの読書感想文をお寄せ下さい。
感想をお書きになるにあたって: 電子書籍の窓は、読書感想文をシェアする場でもあります。あなたがお読みになった本の感想を是非シェアして下さい。他の読者の感想は参考になるだけでなく、ご自分の読書感想文をフェイスブックやツイッターでお友だちと交換することで読書ライフがさらに充実していきます。(ブログやお役立ち情報では、感想やご質問をお寄せ下さい。)