書籍名: 神狩り (角川文庫) [Kindle版]
著者:山田正紀
ASIN:B00NH9AVZK
[あらすじ] 主人公、島津は情報工学の天才であり、言語学のエキスパートとしても有能な人物である。ある日、「古代文字」を調べるため石室へと向かう。そこで生じた落盤事故とその石室に現れたジャクスンという謎の男。
その男は「命が惜しければ、古代文字から手を引け」と言う。その言葉を無視し、主人公は古代文字の解析に取り組む。その結果、古代文字を使用していたのは神であるという考えが浮上する。
この「古代文字」を巡り、登場人物達は様々な思惑で動く。「神の干渉がある限り我々は自由になれない」とし、神狩りを目論む人々に誘われ、主人公は神狩りに協力する。しかし、古代文字の関係者は次々と死亡していった。
強大な力を持つ神が人間に対して持っているのは、悪意と嘲弄のみである。しかし、神がいかに悪意に満ちた存在であろうと、人間はそれにあまんじるしかない。この本で、神は圧倒的な力と悪意で君臨し、人間をもてあそんでいる。
この本の中には神が人間を愛するという発想はなく、人間はただの玩具に過ぎない。主人公をはじめとする登場人物達はそんな神の悪意に触れ、神に固執するうちに、どこか狂った考え方をするようになる。
神に「取り憑かれた」人間達による神との戦いは、目が離せないものとなるだろう。
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