書籍名: 男おいらん~裏吉原道中 (肌恋BL(コミックノベル)) [Kindle版]
著者:内藤みか
ASIN:B00F383NR6
お里の飢饉のために、口減らしとして柾木はお江戸の裏吉原に売られてくる。お里を離れるときには呉服屋に奉公と聞かされていたけれど、本当は男遊女としてのお努めが待っていた。朝気がつくと、なんとそこは裏吉原の一番奥の遊郭の床の中。
隣には裕福な町医者のメガネを掛けた宗次郎と一つ布団の中でのおつとめの後だったのだ。宗次郎は「光栄だよ。こんな可愛い子のお手付に慣れるなんて・・・」うぶな柾木には、それがどういう意味かわからなかった。
「男遊女ってのはな、男の客と寝るんだよ」そう郭のおやじにとされる柾木だが、いつか里で待つ幼なじみのおみっちゃんや光祐に会いたいと思っていた。しかし、再び現れた宗次郎は柾木の気持ちが自分に向くまでゆっくりと待つという。お手つきとなった柾木だが、次に宗次郎がお供として連れてきたのは、その光祐。なんと、光祐が見守る中、柾木は宗次郎のおつとめへと消えていく。そして、次第に柾木のからだと・・は宗次郎へと引き寄せられていく。
男おいらん~裏吉原道中 (肌恋BL(コミックノベル))シリーズの第一作。運命のイタズラに翻弄されながら、男おいらんへのストーリーが急展開していきます。
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大山賢太郎 さんの感想
コミックノベルというジャンルを初めて読みました。丁度、小説とコミックの中間辺りになるものですね。このへんのジャンルには余り縁がなかったのですが、ツイッターで知り合ったのをきっかけに読ませていただきました。
正直、引きこまれました。最初の入りは、学生の頃に読んだフランツ・カフカの変身かと錯覚しました。また、要所要所にコミック画像が挿入されて、テンポよくスピーディにめくっていけますし、益々、ストーリーが展開していくのにワクワクしてきます。なんか、恋愛ものの時代劇を早送りで見ているようです。
電子書籍のおかけで、読書の幅が広がったようです。ありがとうございました。