書籍名: 月刊群雛 (GunSu) 2015年 05月号 ~ インディーズ作家を応援するマガジン ~ [Kindle版]
著者:芦火屋与太郎 (著), 晴海まどか (著), 米田淳一 (著), ハル吉 (著), 青海玻洞瑠鯉 (著), 神楽坂らせん (著), 初瀬明生 (著), 合川幸希 (著), 古田靖 (著), 鷹野凌 (編集)
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[あらすじ] 新進気鋭の独立系作家の登竜門的存在の月刊誌。”ぐんすう”と読む。発行を呼びかけた編集者の「インディーズ作家よ、集え!」という一言でGoogle+のコミュニティに集まった作家の作品を集めた雑誌としてを毎月刊行されている。
ここ数年、日本でも電子書籍の出版が一気に広まり、これまで世にでることなかった予備軍や世に出る機会を得ることが少なかった個人の小説家やその他の潜在的な著者が急増した。
「群雛」とは雛の群れという意味で、刊行にあたり編集者の鷹野凌氏は次のように述べている。
「人作家にとって最も高いハードルは「告知すること」だという指摘をさせていただいた通り、デジタル化・ネットワーク化によって制作と発表のハードルが下がることで、たくさんの作家や作品が生まれ、そして埋もれていっているのが現状です。
海へ一人で小石を投げ込んでも、小さな音と小さな波紋が広がるだけ。一人でできることには自ずと限界があります。でも、何人か集まれば、大きな石が投げられるかもしれません。
もしかしたら、荒れる海に大きな波紋を残せるかもしれません。そういう思いから、この雑誌は生まれました。」
また、こうも言っています。
「巣で親鳥が餌を運んでくるのをただ待つ雛ではなく、大空を飛ぼうという強い意志を持ち、両足で大地を踏みしめ、まだ羽の生え揃っていない両手を懸命にバタつかせている雛の群れです。」
このとてつもなく強いメッセージに共鳴して集まった「雛(ひな)」たちが、
その心血を注いだ作品を世に送り出すプラットフォームとして、この同人誌はこの後もその存在価値を世に問い続けていくのだろう。
出版や流通の手段を持たない個人の作家やデザイナーの作品は応募で決められ、約十作品の短編と表紙で構成されている。作品の後には、著者に対するインタビューがあり、著者や作品の背景を知ることができる。
近い将来ブレークする新人作家を発掘することもできるし、非常にニッチなお気に入りのジャンルの作品を見つけ作家の固定ファンとなる楽しみなど、これまでにない楽しみ方がある雑誌として新鮮で期待できる。
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