書籍名: 戦争を演じた神々たち [全] [Kindle版]
著者:大原まり子
ASIN:B00K67F8HM
[あらすじ] この本は宇宙の様々な種族や出来事を描いた短編集である。
混沌の中から世界を作りだす、そんな神のような力を持つ「クリエーター」のその後の姿を描いた「天使が舞い降りても」や、重大犯罪を行った人に役目や精神の安定を与える星、アルテイを描いた「カミの渡る星」等、様々な話が収録されている。
ギリシア神話をモチーフとした話もあり、「宇宙で最高の美をめぐって」では、トロイの木馬で知られる大戦争の元凶となったヘレナの話を元として、美女を手に入れようとする人々とそれにより生じる悲劇を描く。
他にも、失うまでは決して気づかなかったものの大切さを、「存在」を表す女と「時間」を表す犬を用いて象徴的に描いた「女と犬」や、「もし経済そのものが意味をなさぬほど豊かな世界があったなら」という仮定から生まれた「戦争の起源」などが収録されている。ここでは、豊かであるにもかかわらず、クデラ人が戦争を繰り返す事となった理由を描いている。
この作品に出てくる話は全て個性的かつ独特の世界観を持っている。読者はその違いを読み取る面白さを感じることができる。短編で記された物語1つ1つにこめられた意味やモチーフもまた、多くの読者を楽しませてくれるだろう。
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