著者:イケダハヤト (著), タクスズキ (著), 鳥井 弘文 (著), けいろー (著), ツベルクリン良平 (著), 下津曲 浩 (著), 池田 仮名 (著), 金野 和磨 (著), 中里 祐次 (著), 佐藤 慶一 (編集)
[あらすじ] 「ここにいるブロガーさんで、電子書籍を作りませんか?」
ブロガーとは、ネット上の日記であるブログを運営して収入を得たり、本を書いたりしている人たちの総称です。特に専業にしている人たちは「プロブロガー」と呼ばれることもあります。若いブロガーたちが集まった飲み会でのひとことから、このプロジェクトは始まりました。
というのも、ここに集まったブロガーたちは、これまでの「働き方」や「生き方」について違和感を感じてきた人たちだったからです。そこで、会社にいる、いないにかかわらず、どんな働き方をしたいのか、なにをやりたいのか、そんなことを発信しようというのがこの本(プロジェクト)の目的です。
この本では、8人の新進気鋭の若手ブロガーと、それぞれのブロガーの意見にコメントを加える有名ブロガーのイケダハヤトさん、そして人気ブログ「メディアの輪郭」で講談社の編集者をしている期待の若手ホープと呼ばれる佐藤慶一さんが編集しています。
専業ブロガー、無職、起業家、学生、会社員など、さまざまな立場の若手ブロガーが考える働き方や生き方について、それぞれの立場から語っています。タイトルにある「レール」という言葉は、これまでの働き方の比喩として登場しますが、彼らがそれに対してどのように考えているのか、新しい視点が見つかります。
例えば、タクスズキさんの「今、楽しいこと」を重視して生きる、という視点で彼のブログの運営方針や自分自身の考え方、生き方を語っています。それぞれのブロガーがどのように現在の自分に至ったかをそれぞれのストーリーで書いています。
「いまどきの若いもの」の考え方、生き方、働き方だけでなく、それを発信し、そして生活の収入として自立している点が非常に新鮮です。
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いかがでしたか?この本をお読みになってどのような感想を持っていますか?電子書籍の窓は無料や格安のキンドル本を見つけるだけではなく、ご自分が本を読んだ感想を共有できる場でもあります。みんなの読書感想文が集まれば、思いもよらなかったような読書体験ができるに違いありません。
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大山賢太郎 さんの感想
[読書感想文]
正直、この本を読んで驚きました。電子書籍でなければ読まなかったろうと思います。仕事がら、ブログには関心が高かったのでブログ記事はよく読みます。そんな中、ふと立ち寄ったブログ記事のコメントでこの本のことを知りました。アマゾンでチェックし、すぐにオーナーライブラリーで貸し出して一気読みです。
ブログやプロブロガーという言葉自体は以前から知っていました。ただ、ブログでいっぱしの収入を得るようなプロブロガーはスキルの高い一部の特殊な人達だけだと思っていました。それが、この七人の若手ブロガーのストーリーを知り、一変しました。
特に、第2のストーリーで登場するタクスズキ氏には、「今、楽しいこと」を重視して生きるという強烈なメッセージがあります。そして、プロブロガーとして生きるための具体的な実践方法や裏打ちされたノウハウを築いています。
彼らの言葉は、プロブロガーとしての考え方、生き方をストレートに語っています。会社員ではない生き方、それもありなのだと。多分、会社での働き方とレールの外の生き方と、両方が併存して行くのだろうと感じました。
また、プロブロガーという自分のブログとしての発信源を持ちながら、自分自身の意見を持って同時に生きるために十分以上の収入を得る働き方というのが今後ドンドンと可能になり、広がっていくのだろうと思います。
実は、彼らは自分の子供と同じくらいの年代の若者たちです。よく考えて見れば、バブルからバブル崩壊、そしてその後の20年、自分たちは親から見れば信じられないくらい変わった生き方をしてきたのでしょう。そして今の若者たちも、このあと自分たちからは信じられないくらい変わった生き方をしていくのだろうと思います。
彼らの今後の活躍に期待したいと思います。また、一人一人の活動や情報発信を電子書籍で読みたいと思います。