メトロポリス [Kindle版]

書籍名： メトロポリス [Kindle版]
著者：手塚治虫
ASIN：B00JPXE3ZG
ジャンル： １００円以下, SF, コミック, フィクション, 月替りセール

[あらすじ] 人間は頭を武器に文化を築いてきた。しかし、発達しすぎた科学にために人間は滅ぼされてしまうのではないか。この「メトロポリス」は、そんな思いから手塚治虫が描いた作品である。

太陽に大黒点が現れ、そこから出た放射線が人々を脅かしていた。人造細胞を研究していたロートン博士は、この放射線の影響のためか人造細胞が動き出していることに気付く。

レッド公はそれを狙っていた。レッド公は博士を脅し，人造細胞を用いて超人を造らせた。人造人間が悪用されることは目に見えていた。ロートン博士は人造人間が出来てすぐに研究所を燃やし、人造人間を連れ出した。

博士の願いは、人造人間を素直ないい人間にすることであった。そのために博士は人造人間が燃えてしまったとレッド公たちに説明し、「ミッチイ」と名付けて密かに育てていた。

しかしレッド公に人造人間が生きていることがばれてしまった。レッド公はあらゆる手を使ってミッチイを手に入れようとする。

一方ミッチイも、自分が人造人間であることを知ってしまう。ショックを受けたミッチイは人間たちに復讐することを決意する。

この話の中には科学の急速な発展を危惧する作者の思いが描かれている。私たちも常にその発展に対する危惧を抱いておく必要があるのではないだろうか。

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