書籍名: ジョーカー・ゲーム [Kindle版]
著者:柳広司
ASIN:B00Q4K0E92
[あらすじ] かつて自身が優秀なスパイであった結城中佐の発案で、陸軍内部にスパイ養成機関が出来た。その名称はD機関。国のために死ぬことを善とする戦時中の日本の中で、「殺人、及び自決は最悪の選択肢」とするD機関は陸軍内部からの猛烈な反発を招いた。
ここでスパイとして教育される学生は陸軍関係の学校ではなく、一般の大学を出た学生から選抜されている。この本はそんな彼らのスパイとしての活躍を描いた短編集だ。
D機関のスパイ達は異様な能力を持ち、過酷な訓練をでも易々とこなす。彼らは誰も愛さず、誰も信じずに生きていく。彼らを動かしているのは、「自分ならこの程度のことはできなければならない」という自負心のみなのである。それを満足させるためだけに、どんなに過酷で、危険なことでも乗り越えていくのだ。
また、スパイの本質とは「見えないこと」である。そのため、優れたスパイとは、自分以外の全てを捨てることができるものである。スパイは精神的にも過酷な状況で戦わなければならないのだ。
極限状態に身を置くスパイの生き方と、その能力の凄さ、そして合間に僅かに感じられる人間味—それらを味わえるこの本は、多くの読者にとって興味深いものとなるだろう。
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