書籍名: サヴァイヴァ
著者:さくらい桃花
ASIN:B00UUB9GJA
[あらすじ] 陰鬱な性格をした少女がいた。名前は有希という。この少女には、継母から虐待されていた過去があった。継母も、最初のうちは有希に優しくしようと努力していた。しかし、徐々に有希に些細なことで暴力を振るうようになる。
誰も助けてくれないし、気づいてさえくれない。気づいたところで、余計に事態が悪化するかもしれない。誰にも頼れない。そんな日々の中、少女には悲しみや孤独などを感じることが難しくなってきた。気にかけてくれていた教師の訃報を聞いた時でさえも。
父と継母の離婚により、少女は継母から解放されて自由になった。中学卒業と同時に少女は住み込みで板前修業をはじめるが、続かなかった。代わりに生計を立てるため、バイトを始める。しかしその頃、甲状腺乳頭癌にかかっていることが判明する。
バイト先の人達がお見舞いに来てくれたことに、有希は驚いた。自分が嬉しいと感じていることに気づいたからだ。心の傷が完全に癒されたわけではなくても、時間の経過とともに人を思いやったり、誰かと楽しんだりする余裕が出てきたのだ。
子供時代の辛い過去から「生き残った」少女が今後どのように生きていくのか。辛い過去を超えて人は生きていくことが出来るのだということをこの本は示してくれる。
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