書籍名: エンジェル [Kindle版]
著者:如月恭介(@KyouskeKisaragi)
ASIN: B00J71T4CI
[あらすじ] 人類を突然襲った奇病は人類を絶滅させるほどの猛威を振るい始めていた。エンジェル[Kindle版]は、これに天才遺伝子学者とその親友の異端考古学者、それを追う大手新聞社の熱血記者の3人と彼らに参加する協力者達が立ち向かう壮大なSFストーリー。
海外で先行していた奇病が、日本では横浜で初めて発生した。その場に居合わせたのはストリッパーのジュリア。彼女は倒れた男性の運命を直感的に感じていた。男性が死亡した病院の研究者は、大学時代の旧友の五十嵐教授に調査を依頼する。五十嵐は、この奇病が先行して発生していたアメリカで研究にあたっていて留学時代の友人のマークから聞き出した情報で究明の糸口を発見する。そして次第に明らかになる、奇病に隠された恐るべき秘密。
人類の進化の過程に隠された遺伝子プログラムの罠。一体誰が、その陰謀を仕組んだのか?一体、どのように彼らは人類救済の解決策を見つけていくのか?同時に進む、国家の裏工作。そして、最後に現れる最も意外な協力者とは?
人類が破滅に向かう時、一体どのような選択肢があるというのか。そして、その最後の一手は何を意味するのか?人類最も困難な状況に立ち向かう面々の苦悩、勇気、感動・・・。何千年もの過去の神話や科学に裏打ちされたストーリーが次々と展開していきます。
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大山賢太郎 さんの感想
壮大なストーリーと最後の感動が良い
ストーリーがテンポよく進んでいく展開で、一気に最後まで読み終えました。アマゾンプライムの対象ですから、オーナーズライブラリーとして読むにもよいですね。私の家内も「いい」と言っています。
これまで映画はよく鑑賞するのですが、今回のようなSF小説にはあまり馴染みがありませんでした。これなら、値段的にも手頃ですから他の作品も読んでみたいですね。
最初の入りの部分がとっつきづらいのですが、後から「そういうことなんだ」というのが分かります。その後のスピード感がいいです。そして、「この後どうなるんだろう」というのが最後の感想です。タイトルからエンジェルに対する期待があったのですが、別の意味がありました。もう少し、ジュリアがエンジェルとして絡むストーリー展開があっても良かったのではないかと思います。
健康オタクであったので、遺伝子やタンパク質などのところに興味がひかれました。人類の起源や旧約聖書の記述、神話などが絡んで益々興味が湧いてきました。よく勉強していると思います。また、人類の滅亡の危機やそれに対する葛藤と解決策の部分は、よく考えられていている。一気に最後まで読んでしまう魅力があった。自己出版のキンドル本は予想以上に良くなってきています。如月恭介さんの同じジャンルを続けて読みたいのですが、シリーズになっていないのが残念。続編とシリーズ化に期待します。