書籍名: ブラックジャックによろしく 1 [Kindle版]
著者:佐藤秀峰
ASIN:B00BN0R1OO
[あらすじ] 永禄大学医学部を卒業して3ケ月。主人公・斉藤は永禄大学付属病院で研修医をしている。そこで斉藤が目の当たりにしたのは、腐敗した大学病院の実態と、病院が直面する厳しい現実であった。
患者ではなく権力や金儲けを重視する医師たちに対し、若い斉藤は反感を覚える。しかし、反感を持ちながらも、行動に移す勇気はなかった。
ある日、当直のバイト先の院長が、医療を金儲けの道具であると言った。それに対して斉藤は真っ向からは反発する。しかし、院長の言葉の中にはうなずかざるを得ない真実があった。
何も言い返すことが出来なくなった斉藤。そんな彼に対し院長は、「強くなれ」と言った。
聞こえのいい正論を吐くのは弱さである。「正しいこと」を言うことで自己満足を得ても、理不尽な現実の前では何の意味もないのだ。
若さからくる正義感と、立ちはだかる現実。そして、理想と現実のギャップ。社会に出た時、それらに打ちのめされてしまうことも多いであろう。
理不尽な現実に対し、正義感だけで立ち向かえることはあまりない。それでも正義感がなければ堕ちていくだけなのだ。
主人公は絶大な力を持っているわけではない、ごく普通の若者ある。そんな彼に共感できる部分も多いであろう。
このあと彼はいったいどのように変わっていくのか。目が離せない一冊である。
今も無料ですか?ここをクリックして今すぐ確認・・・。
いかがでしたか?この本をお読みになってどのような感想を持っていますか?電子書籍の窓は無料や格安のキンドル本を見つけるだけではなく、ご自分が本を読んだ感想を共有できる場でもあります。みんなの読書感想文が集まれば、思いもよらなかったような読書体験ができるに違いありません。
是非、下の感想欄にあなたの読書感想文をお寄せ下さい。
感想をお書きになるにあたって: 電子書籍の窓は、読書感想文をシェアする場でもあります。あなたがお読みになった本の感想を是非シェアして下さい。他の読者の感想は参考になるだけでなく、ご自分の読書感想文をフェイスブックやツイッターでお友だちと交換することで読書ライフがさらに充実していきます。(ブログやお役立ち情報では、感想やご質問をお寄せ下さい。)