書籍名: 風立ちぬ
著者:堀辰雄
ASIN:B009AKHZGS
[あらすじ] この本では、病気のために死と隣り合わせにいる恋人の節子と主人公との山中での生活が描かれている。お互いに節子の死を覚悟した中で、2人はささやかな日々を生きる。そんな美しくも切ない日々を、四季や美しい情景を感じさせる文章とともに描き出している。
季節がうつろうごとに、節子の病状は回復と悪化を繰り返しながらも、徐々に悪化していく。それでも、2人は2人の時間を大切にして愛し合っていく。主人公はその日々をこの小説におさめた。
「風立ちぬ」は作者本人の体験をもとに執筆されている。実体験ならではの心に直に迫ってくる心理描写は、読んでいて様々なことを感じさせてくれる。
この話の中で出てくる「幸福」は普段私たちが考えている幸福とは少し違う。死と間近に接することで初めて見える幸福であるのだ。「死」という行き止まりの場所から始まる「生」の幸福をこの話は美しく描き出している。
毎日似たような日々の中では、日常のささいなもの1つ1つが魅力を持つ。そんなささやかな物でも、愛するものとともにいるからこそ満ち足りることが出来る。
「風立ちぬ、いざいきめやも」—。主人公の口をついて出た詩句。それは生きる覚悟と不安を表している。(wikipedia参照)
この本は日常生活に疲れたときに、その日常の美しさを教えてくれるだろう。
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