書籍名: ガリバー旅行記 [Kindle版]
著者:ジョナサン・スウィフト (著), 原民喜 (翻訳)
ASIN:B009AKGZXM
[あらすじ] 「ガリバー旅行記」というタイトルをご存知の方も多いのではないだろうか。子供の頃に読んだ記憶がある、あるいはなんとなく知っているのだが、実は、その詳しい内容を知る人は少ない。
この本の主人公であるガリバーは冒険好きで、たびたび航海に出る。その都度災難に見舞われ、不思議な場所へと流れ着く。小人の住む国や巨人の住む国、宙に浮かぶ国、馬が最も賢い国ー、それらの国でガリバーはしばらくの間生活することになる。
この作品の作者、ジョナサン・スウィフトは風刺を得意とする。この読みやすく面白い旅行記の中でもその風刺の才能が生かされている。
例えば「馬の国」では、賢く立派な人格(?)を持った馬と対比して、ヤフーという醜い生き物が描かれている。ガリバーもその生き物を忌み嫌う。しかし馬はそれが身体の格好だけでなく、心もガリバーたちの種族に似ているという。
人間はせっかく生まれ持った知性を戦争などの悪いことに使う。ヤフーには人間程の知性はないが、する必要のない戦争を進んで行う姿などが似ているというのだ。その姿を醜い生き物を借りて風刺している。
以上のようにこの話では、物語そのものだけでなく、ちらりと垣間見える風刺も楽しむことが出来る。初めて読む人はもちろん、一度読んだことがある人でも、そういった風刺を新たに発見することが出来るかもしれない。
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