著者:如月恭介(@KyouskeKisaragi)
[あらすじ] あるときコンピュータ工学の天才が、一つの命を生み出しました。彼はその命にジミーと命名しました。ジミーは、もちろん人間ではありません。でもコンピュータに宿るその魂は、誰よりも崇高で、誰よりも人間を愛していました。
ところが崇高なる魂の誕生と同時に、邪悪なる魂も生まれました。そしてその邪悪なる魂は、いよいよ人類を滅亡の危機へと陥れます。人間の社会が行き詰まり、人々の心がすっかり荒んだそう遠くはない未来、世界は音を立てて変わり始めます。